体験入居でチェックするポイント
体験入居は、期間が決まっているものや1泊二日から体験できるところなど老人ホームにより違います、老人ホームによっては家族も体験入居できるところもありますので、自分だけでなく家族にもどういう設備でどういった介護を受けれるのか、見てもらうと自分では気がつかなかったことも分かるかもしれませんね。
体験入居の料金は、1泊2日で15000円前後というところが多いようですので、入居を決める前に体験してみて、入居後、こんなはずではなかった、という後悔やトラブルがないようにしたいですね。
チェックのポイント
入居者のケアにあたってくれるスタッフは、どういった資格を持った人がいて、どういう介護ができるのか、そして質問や不安に思っていることについて尋ねましょう。
そのときの快い対応をしてくれたかなどチェックしましょう。
できれば、体験入居を1週間くらいすると、シフトなどにより一巡するスタッフを見ることもできますし、ケアスタッフによっても雰囲気は変わるでしょうから、気の合わないスタッフがいるなど、チェックもできるのではないでしょうか。
部屋は個室でも、食堂やリビング、共有スペースなどで顔を合わせ、一緒に生活していくことになる方々ですね。
挨拶や話しかけたときの対応はどうでしょう。
また、他の入居者にその老人ホームについてのことや食事の味、量、病状に合わせた食事が提供されるのかなど、質問してみるとわかることもあるでしょう。
昼間はわからないことでも、夜になったら騒音が気になったり、夜中に急に体調が優れなくなった時の看護についても確認しましょう。
老人ホームの近くに病院があるか、交通の便がよいか、治安の心配はないか、など実際に入居してみないとわからないことがたくさんあるはずですので、その点を注意してみましょう。
パンフレットやインターネットではわかりにくい介護体制を確認し、もし病状が悪化のことなども聞いておくとよいでしょう。
有料老人ホームは看護師はいてもホームではできない医療行為もありますので、どういう心配が予想されるかはわかりませんので、自分の体のことについてもしっかり伝え、確認してみましょう。
入居後、もし何か不満があったり、他の入居者とのトラブルに巻き込まれた、または病状の悪化した場合に備え、相談窓口が老人ホームにあるかを確認しておくと、問題が起こった時にも対応してもらえるので安心できると思います。