花粉症の眼のかゆみをすっきりさせる洗眼

とにかく花粉を入れない、ついた花粉ははらう。

毎年この季節になると花粉症対策にピリピリしますね。

 

今年の花粉は飛散量も3倍くらいになるところもあるようで、帰宅後の花粉を入れないようにする服についたほこりや花粉をはらったり、念入りに掃除をしたり、少しでも症状が軽くすむようにと大変でしょう。

 

花粉症のセルフケアとして上げられるのは、

  • できるだけ洗濯物は外に干さない、外干しした場合は花粉をよく落とす
  • ドア・窓を閉めて花粉の侵入をふせぐ
  • こまめに掃除
  • できるだけ外出は控え、出かけるときは、帽子やメガネ、マスクをつける
  • 帰ってた時、帽子や上着の花粉をはらって落とし、できれば玄関にかけるようにする
  • 肌や粘膜についた花粉を洗い流す

 

空気中に浮遊している花粉をほぼ100%取り除ける空気清浄機をつかって、お部屋に侵入してしまった花粉やほこりを除去しましょう。

 

でも、床に落ちた花粉は空気清浄機では収集できませんので、床掃除は不可欠になります。

 

目を洗う習慣をつけよう

花粉症の原因はアレルゲンとなる花粉が目や鼻の粘膜に接触することでヒスタミンが放出されアレルギー症状が現われます。

 

目のかゆみなどのアレルギーは花粉性結膜炎が多く、目のアレルギーは大半がスギによる花粉症になります。

 

かゆいのでこすったりすると、結膜などに傷つけてしまったり、悪化させてしまう恐れがあります。

 

まずは、目についた花粉を減らすために目を洗いましょう。

 

洗眼薬などで目を洗浄すると、花粉症の目のかゆみや充血、眼病の予防にもなります。

 

洗眼薬で点眼では落とせないハウスダストや花粉を洗浄してすっきりします。

 

洗眼薬には、目の炎症を抑える成分のグリチルリチン酸二カリウム、抗ヒスタミン剤のマイレン酸フェニラミンなどの成分が含まれています。

 

使い方は専用の洗眼カップに洗眼液を入れ、目にあてて顔にぴったりとくっつけます。

 

目をパチパチさせるようにし洗浄します。

 

目に付いた花粉、ほこり、汚れをきれいさっぱり洗ってしまいましょう。

 

 

 

洗眼前の注意
  • お化粧はもちろん、肌や皮膚についている花粉をあらってから行いましょう
  • コンタクトレンズは外すのを忘れないようにしましょう。
  • 他の人との使いまわしはやめましょう
  • 目薬との併用は医師に相談してくださいね。

 

 

 

洗眼液のカップ

洗眼用のカップも形や材質さまざまです。

 

鼻の部分にフィットしやすいように開口部片側が低くなっているものや、開口部にカーブをもうけ、目のまわりのフィットを考えたもの、材質にこだわってフィットしやすいようにしたものなどあります。

 

上向きで洗眼することを考えると、洗眼カップが顔にぴったりあわないと、横から洗眼液がもれることもあるでしょうから、カップの形や仕様をチェックするようにしましょう。

 

 

 

花粉専用メガネ

目の保護を考えると花粉専用のメガネは外出の時にも役にたつ小物のひとつですね。

 

花粉が入らないように、普通のメガネのような隙間はなくゴーグルのような形をしているものが多いのですが、最近はデザインもよいものがありますので、自分にあったものを探してみましょう。

 

 


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