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欧米での食生活見直しによるブーム

マクロビオティックは日本が発祥の地なのですが、アメリカで流行し欧米諸国で人気の食事法です。1970年代頃、アメリカの食生活が生活習慣病の増加を招いたことから、動物性たんぱく質や脂肪をベースとしていた食生活が見直され、穀物や野菜を中心としたマクロビオティックを実践する人が増えたのです。

海外セレブなどの健康法として広まるようになり、マドンナやトム・クルーズ、マイケル・ジャクソン、クリントン大統領など各界著名人やモデルなどが実践していることが話題になり、日本に逆輸入されたのです。

マクロビオティックとは、「長く健康で生きるための方法」という意味で、故桜沢如一氏が日本に古くから伝わる食養生に中国の陰陽論を融合した食事法。マクロビオティックにはいくつか食事法の柱となるキーワードがあります。

一物全体

皮も葉も、食材を丸ごと食べるというスタイル。

自然な状態で食するので、エコにも貢献できますね。

身土不二

自分の住んでいる環境や季節にあった食事をとること。

四季に応じた旬の食材をとることで、身体のバランスを整えるという考え。

陰陽論

陰陽は中国の易にあたるもので、人間や食べ物にもこの陰陽に相当するものがあります。陰陽を考えバランスよく食事をすることが大切なのです。

穀物菜食

穀物や野菜を中心とした食事で、主食になる穀物を全体の5割、副食の野菜や海草を3〜4割、魚介類を1〜2割の目安で食します。

穀物も一物全体という考えから、できればビタミンやミネラル、食物繊維も豊富な玄米がよいとされています。

陰陽を取り入れて体のバランスを整える

マクロビオティックが日本古来から伝わる食事法と大きく違うところは、陰陽という考えでしょう。

陰は、拡散していくエネルギーでありカラダを冷やす働きがあるとされ、陽は、収縮するエネルギーでカラダを暖める働きがあるとされています。

たとえば、マクロビオティックを利用した料理に使うだしの場合、動物性のものは使わないため、昆布や干ししいたけを用いてだしをとるのですが、冷え性気味の人は昆布だしを多く食するとカラダのバランスが保てるのです。昆布はどちらかというと陽性、干ししいたけはやや陰性の食材になるからです。

それぞれの植物の特徴をあげてみましょう。

陰の植物

   カリウムを多く含む

   育ちが早い

   水分を多く含む

   温暖な地方で育つ

   地上に伸びている部分はまっすぐで、地面の下では横にはっている

陽の植物

   ナトリウムを多く含む

   育つのがゆっくり

   水分がすくない

   涼しく寒い地方で育つ

   地面で下に伸びる

クッキングスクールや資格の資料請求

通販などで、マクロビオティックの食材セットやマクロビオティックの考えや食事法について書かれた本も売っていますので、個人でもそれらを用いてマクロビオティックを実践することは出来ると思います。

それでも、もっと詳しく知りたい、料理法やレシピを習いたいという人のためにマクロビオティック専門のクッキングスクールがあります。

ネットでマクロビオティックのクッキングスクールやレシピを検索できると思いますが、自宅の近くにスクールがない、どういうものかもっと知りたいという人は、スクールの資料を取り寄せてみるのはどうでしょう。

ポスタルノートというオーガニックベースによる通信講座でマクロビオティックの基本や季節のレシピ、食材の扱い方などを学べます。

他にもマクロビオティックを利用したパン作りを実践する講座やヘルシーなカラダ作りを考慮した講座もあります。スクールなどの資料請求し、健康のためにもマクロビオティックを実践してみましょう。

少しおもしろいなと思ったのが、「マクロビオティックセラピスト」というJADP(内閣認証の日本能力開発推進協会による資格を目指す講座。

DVDなどを使ってマクロビオティックの理論や食材、調理法などを学び、受講後在宅にて受験し資格を取得します。就職などのサポートもあるようで、マクロビオティックセラピストとしてレストランや学校、医療という現場で健康維持のために活躍できるようになるそうです。




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