SOHO
突然ですが、「SOHO」ってご存知ですか。
SOHOとは、「Small Office Home Office」の略で、コンピュータネットワークを利用して自宅、又は小さい事務所での個人レベルの就業形態のことをいいます。SOHOの利便性としては、出勤などに掛かる時間や経費が省けることなどが、あげれるでしょう。
データ入力など企業がアウトソーシングをすることにより成長してきた分野がSOHOなのです。業務上のやり取り、注文、納品、などほとんどの打ち合わせに電子メールを使ってインターネット上で行います。
昔は、住所録などのデータ入力が主であったSOHOも、最近では、画像処理、ホームページ作成、CAD、プログラミングなど多岐にわたっています。SOHOを営んでいる人もさまざまで、プロフェッショナルに仕事をされている人から、子育てで外にでて働けない主婦層まで、SOHOは急増しているのです。
個人で仕事を請け負っていても、依頼する企業は、指示したとおりの内容を、納期通りに納品することは当然の責任であり、ミスを許されない厳しいところもあります。注文通りに仕事を進めるには、パソコンの環境、ネットの環境を自己管理する必要があります。
もちろんウィルスチェックは欠かせません。相手方にウィルスメールを送って迷惑をかけるようでは、SOHO失格と言えるからです。ウィルスソフトもパソコンにインストールするものと、プロバイダ側で用意されているものを利用すると、少しでもウィルスの侵入を防ぐことができます。
仕事をする上でのプロ意識
在宅や個人レベルでの事業だからといって、仕事を請け負う際に、相手方からの要望に応える実力と責任をもたない個人事業者は、SOHOとは言いがたいと思います。
SOHOとして活躍する人が増える中、そういう人たちを斡旋するサイトも多数存在します。
そういった斡旋サイトでも、SOHO認定なるものがあったり、少しでもスキルアップに繋げるためのコンテンツなどもあるサイトもあります。
プロ意識として必要なものの一つとして、プロバイダ選びも大事なのではないでしょうか。
ほとんどの業務をネットを介して行うのに、通信速度、プロバイダのサーバーの安定度など、気にかけてみてはどうでしょう。安くても、サーバーがダウンしやすいといったプロバイダでは、仕事に支障をきたします。
また、仕事を請け負うときの条件にブロードバンド環境であることを求められたり、PC環境についても問い合わせを受けることがあります。そういった意味でも、プロバイダを吟味することは、とても重要なのです。
プロバイダ探し
SOHOとしてプロバイダの重要性を語ってきましたが、では、どのプロバイダがいいのでしょう。地域によりプロバイダもアクセスポイントの数も違いますし、サービス内容も違います。
サーバーが都心部だけにしかないといったプロバイダ場合、その地域が地震などでサーバーがダウンしてしまったら、どうしようもありません。その点を考えると、まずは、サーバーが分散されているプロバイダがいいといえるでしょう。もしくは、２つプロバイダ契約しておく、ということも一つの手立てとなるでしょう。
ネットで法人やSOHO向けにプロバイダを比較できるサイトもたくさんあります。
自分の住居のタイプにあった最適のプロバイダを選択することで、安心してSOHOとして在宅ビジネス、もしくは事業を続けることが最良だと思います。