新生児(生まれたばかりの赤ちゃん)=デリケート
生まれたばかりの赤ちゃんは、肌がとってもデリケート。生後1〜2週間はへその緒のあとも乾ききっていないのでジュクジュクな状態で、おむつ、肌着の刺激に注意が必要なのです。おしっこも昼夜問わず、回数も頻繁なので、おむつも小まめに取り替えてあげましょう。
気持ち悪かったり、機嫌が悪かったりと赤ちゃんは本当に良く泣きます。最初は泣いている理由がわからず、戸惑うこともあるかもしれませんね。
よく見ているとわかるのですが、お腹がすいたり、おしっこをしたりというサインを赤ちゃんは泣いて知らせます。それをお母さんは、ちょっとした泣き方の違いを感じ取り、それぞれの対応を行いスキンシップを取っています。おっぱいであったり、おむつのとりかえ、だっこ…という日常のお母さんとのスキンシップは垢間に安心を与えるのです。
赤ちゃんは本当にデリケートなのもで、私は長男のミルク選びにも気を使いました。なぜなら、それまで使っていたミルクを変えた途端に湿疹が出たりしたからです。
おむつも同じように、紙であっても布であっても心配りが必要になります。
布おむつと紙おむつ
育児においてまず考えるのが、布おむつにするか紙おむつにするか、ということですね。それぞれにメリットデメリットがありますが、環境のことや赤ちゃんのことを優先的に考えるとやはり、布おむつに軍配があがるとおもいます。
布おむつのメリット
・ 経済的であり、小まめにオムツを替えられる
・ かさばるゴミが出ない=ゴミによるダイオキシンなど有害物質が出ない
・ 肌にやさしく、かぶれにくい
・ おむつはずれが早い(トイレトレーニングが始めやすい)
布おむつのデメリット
・ 洗濯に手間が掛かるので水道代もいる
・ 横漏れなど、吸水力が弱い。(吸収ライナーなど重ねると軽減できます)
・ 出かけるときなど、かさばり荷物になる。
紙おむつのメリット
・ 洗濯の手間が省ける
・ 吸水力があり、立体ギャザーなどにより漏れにくい
・ コンパクトで手軽なので、外出時にもかさばりにくい
・ 簡単に装着ができ、後始末も楽。
紙おむつのデメリット
・ 買い物などオムツのまとめ買いなど大変。
・ ゴミが増える。
・ コストが掛かる
・ ムレなどによるおむつかぶれの心配。
おむつかぶれを起こさないために
一般的におむつかぶれは紙おむつのほうが多いように言われますが、それは紙おむつだと吸水力に頼ってしまい、ついつい取替え回数が減ってしまう…ということも関係あるのではないでしょうか。
赤ちゃんのお肌はとってもデリケートなので皮膚も弱く、ウンチやおしっこの中の細菌などにより炎症を起し、ブツブツと赤くなって腫れあがるのです。
紙おむつは漏れにくいという性質であるため、赤ちゃんがおしっこをすると吸収しますが、赤ちゃんの体温も伴ってオムツの中は蒸し風呂のような状態になってしまいます。
ピッタリと装着できるという利点は、おしっこを吸収した状態で放置し続けると、赤ちゃんのおしりは真っ赤になってかぶれを起すという欠点になります。
また、紙おむつのギャザーなどゴムの刺激に負けてしまい、かぶれてしまったりします。
布おむつを使っていても、おむつかぶれは起こります。原因は、洗濯の時にすすぎたらずに洗剤が残っていて、それが赤ちゃんの刺激になり炎症を起します。
おむつは天日などでよく乾かした状態にして使用するのが望ましく、雨季など乾きにくい時期は、アイロンなどをあて赤ちゃんが気持ちよく過ごせるようにしましょう。
洗剤も急に違うものに変えると、赤ちゃんは微妙な変化に敏感で、ブツブツになったことがありました。驚いて病院に連れて行ったのですが、先生から「洗剤を変えたりしてないか」と訊かれました。本当に肌に触れるものには注意が必要なんだなぁと実感した瞬間でした。
おむつや肌着を洗う赤ちゃんの洗剤も刺激の少ないものを選び、布おむつであっても紙おむつであっても小まめに替えてあげることがおむつかぶれを防ぐ一番の手立てだとおもいます。