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環境にやさしい布おむつ

紙おむつの普及率が90%という現在において、布おむつの見直しをされている人もたくさんいます。紙おむつは使い捨てと簡単で漏れにくいという利便性から利用者が増えましたが、その分大量にゴミも増えました。

紙おむつによるゴミの量は、オムツがはずれるまでに1トンから2トンくらいのゴミが排出されます。そのゴミは自治体の負担となっています。多くの自治体で、ウンチはトイレに流し、紙オムツは燃えるゴミとして出すなど、ゴミの処理についても捨てる前の処理を求めています。

燃やす際に出るダイオキシンについても問題視する声もあり、環境のために布おむつを見直そうとされているのです。

だからといって布おむつだけでは、お母さんの負担が大きくなるのも事実であり、紙おむつと併用しながらでもいいと思いますので、少しでもゴミを減らしエコも考慮した子育てをしませんか。

布おむつは、紙おむつに比べると漏れやすいので、頻繁にオムツの交換に追われることになるかもしれませんが、赤ちゃんのためには小まめにオムツを替えてあげたほうがおむつかぶれなど炎症もすくなくなると思いますよ。

布おむつの種類

最近は布おむつの形や素材も色々あり、昔ながらの輪型布おむつや成形おむつなどあり、それぞれに使い勝手も違います。

輪型の布おむつは、さらしやドビー織り、オーガニックコットンといった素材のものがあり、その名のとおり、1枚の布が輪の形に縫い合わされたもの。私もタコの足状のハンガーに何枚も並べて干しました。

布そのものがやわらかく薄いので、赤ちゃんにも優しく布おむつの代表という感じの輪型布おむつは、縦長の長方形の形になっていて、それを縦二つ横二つに折りたたんで使用します。洗濯の手間だけでなく洗濯のあとのたたむ作業も手間がかかるので時間を有効に使いたいお母さんは、布おむつでなく紙おむつを選ぶ人が多いようです。

成形おむつは、吸収力の優れたタオルにちかい素材を使った五平餅のような形をした布おむつです。こちらは、輪型のようにたたむ必要がないので始めてのお母さんでも使いやすいのではないでしょうか。

また、成形おむつは、輪型のものと合わせて使うこともできますので、輪型の布おむつだけでは漏れやすくなってきたら成形おむつをその上に重ねるように使うとおむつカバーまで交換しないといけなくなる回数を減らすこともできますよ。私もおしっこの量が増えて、輪型の布おむつだけではどうしても吸収しきれず、おむつカバーの交換が頻繁になった頃、成形おむつと合わせて使ったことがありました。

洗濯においては、輪型布おむつのほうが乾きやすく、汚れも落ちやすかったのですが、成形おむつは吸収力がある分乾きにくく、ウンチなどはおむつライナーを併用しないと汚れが落ちにくいのです。

輪型布おむつでも成形おむつでもおむつカバーをその外側にかぶせるようにつけるのは同じですが、成形おむつはおむつライナーも使ったほうが洗濯は楽になりました。もちろん輪型おむつでも同じことは言えると思いますが、洗濯の手間を考えると、ライナーも…というのはシンドイかな…という考えと、使ったほうが汚れを落とすのは楽かなとも思います。

布おむつの違いとおむつカバー

さきほどは布おむつの形の違いについて話しましたが、素材についても違いがあります。

妊婦の腹帯やフンドシなどに使われるさらしという素材のものや、生地の表面に凸凹が見られるドビー織り、農薬などの化学薬剤を使用せずに有機栽培されたオーガニックコットンをしようした布おむつがあります。

ドビー織りの布おむつは、生地の特徴でもある凸凹が吸収力を助け、肌触りも柔らかです。

オーガニックコットンは、よりすぐれた綿といえます。その製造過程による手間などもあり、価格はほかのタイプよりも高めになってしまいます。サラッとした肌触りはデリケートな赤ちゃんにぴったりな素材といえるでしょう。

輪型布おむつは1枚の布を輪の形にするため、縫い合わせの部分があるのですが、私はその部分がいつも同じにならないようにたたんでました。なぜなら、いつも同じところに突起を感じることでその場所にかぶれないか心配したからです。今は、シームレスのものもあるので、縫い合わせなどが気になる方はシームレスタイプをおすすめします。

おむつカバーもウールやポリエステル、綿など形も素材も色々あります。

ウールや綿は、通気性に優れているのですが、どうしても布おむつだけで吸収しきれなかったおしっこを吸ってしまうので、肌着まで濡れてしまいがちになります。ポリエステルは、肌着にまで影響することはないのですが、その分通気性が他に比べてよくないため、おむつかぶれになりやすくなります。

布おむつを使っていておむつかぶれになる原因は、洗剤の残りカスによる場合と、オムツカバーなどのフィット具合によるものがあります。

オムツカバーは成長に合わせてサイズを変更し、足回りなども注意して見てあげましょう。




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