子育てにストレスを溜めてしまう現代
核家族という家庭がほとんどという状態になった現代で、不況の煽りも受け、少子化が加速し、望もうと望まないに関わりなく共働きで子育てをされるお母さんも増えています。
仕事と育児に追われ、ストレスが溜まると、赤ちゃんにもそれは微妙に伝わるもので、夜鳴きなど悪循環を生み、またストレスとなってしまいます。
初めての育児は本当に色々なことに気疲れするもので、自分の赤ちゃんを全力で愛情を注ぎ込もうとし、それ故、ムリな育児になってしまっていませんか?
働いてなくても、一日中の慣れない育児にヘトヘトになってしまいます。
おむつの問題にしてもそうです。布おむつが赤ちゃんの肌に優しいからと布おむつで育児をされている方もいるでしょう。確かに布おむつは、赤ちゃんのおしっこなどわかりやすく取り替えもコストをかけずに小まめに変えることができるので、赤ちゃんのおしりも快適にしてあげることができます。
その一方でおむつの洗濯量が多くなり、お母さんの仕事は増えてしまいます。体調の悪い時、または夜中などは、紙おむつを使って少しくらいゆっくりする気持ちを持ったほうが赤ちゃんにも優しく接することができるのではないでしょうか。
赤ちゃんは、肌がデリケートですが、お母さんの微妙な反応にもデリケートなのです。気持ちに余裕を持って接してあげることは、赤ちゃんとお母さんによりよいスキンシップができるのではないでしょうか。
紙おむつは試供品などを利用して赤ちゃんによいものを選ぶ
紙おむつの普及率は90%といわれ、多くの家庭で使われています。サイズだけでなく、プリント柄など可愛い模様のオムツもたくさんあり、素材も赤ちゃんの肌に優しい柔らかな素材が使われています。
出産後、病院などで紙おむつを使用していてその紙おむつが赤ちゃんに合っているようでしたら、続けて同じものでもよいでしょう。しかし、他の紙おむつに変えようと考えるなら、最初は小分けパックのものを購入したり、インターネットなどで新商品のサンプルや試供品を探し使ってみてから、まとめ買いをしたほうがいいでしょう。
紙おむつはメーカによって吸収力もサイズも違うので、使ってみて足周りのギャザーやウエスト周りなどを考えて選びましょう。足回りのギャザーは、食い込みなどがキツイとかぶれる原因になるので注意が必要です。
紙おむつを使う時に注意してほしいことが、紙おむつの高分子ポリマーという吸収力・保水力をもった材質。高分子ポリマーはナトリウムポリアクリレートと呼ばれ、おしっこを吸収しジェル状にして閉じ込めるのです。このジェル状態にアレルギー反応を起す場合もあるので、おしっこをしたら放置せずに小まめに取り替えてあげるようにしてくださいね。
レンタルおむつを利用する
環境のことや赤ちゃんのことを考えると、やはり布おむつでの育児をおすすめします。しかし、働くお母さんにはシンドイ選択となってしまいますね。
最近、布おむつが見直され保育所でも布おむつを薦められるところもあります。日中働いているお母さんには、洗濯のいらない紙おむつのほうが利便性はあるのですが、保育所に布おむつで預けるとなると負担は増えますよね。
そういったときに便利なのが、「レンタル布おむつ」です。
レンタル布おむつとは、清潔な布おむつの配達と使用済みの布おむつの回収とクリーニングをしてくれるサービスなのです。これなら、洗濯の手間を気にすることなく布おむつを使うことができ、赤ちゃんの肌にも環境にも優しい育児ができるのではないでしょうか。
コスト面においても、紙おむつと大差なく利用でき、紙おむつの購入やゴミ出しの面倒を考えるとレンタル布おむつを使ったほうが、ゴミの排出によるダイオキシンもでませんし、布オムツは何度も洗って使えるため、エコにもつながります。
洗濯の手間と水道代というデメリットが布おむつの利用のネックになっていた人は、このサービスはぴったりなのではないでしょうか。赤ちゃんのためを考えるなら、やはり布おむつのほうがスキンシップも生まれ、おむつはずれも紙おむつに比べ早いのです。早くおむつが外れたら、お母さんにとっても楽になりますよね。